ドキュメントだろうとは思うが、あういう世界に住む人達の生活は我々素人には分かりずらい。というものの大富豪のジョンレノンと名門財閥小野洋子との間に割って入った中国の若い娘メイ パンとの三巴の色恋ストーリーであった。よくよく見れば、レノンの顔も人相も何か嘘っぽくいやらしく見えてくるというものだ。私自身は特にジョンレノンのファンではないがなんか変わった風貌の外国人だなと見ていただけである。やっぱアクの強いヨーコの隣にいてやっとレノンの欠点が消えるという具合に思える.どちらにしても長生きしても認知症とかになったりがんになったりでうまく歳を取れないのが普通の状態である.彼らほどお金があれば、何不自由なくのびのびと生きてゆけそうなものだが、人生はそう甘くはない.ヨーコはやはりレノンの財産から離れられないのだった。最後まで彼の大きな財産に食いついて離れないというのが本心だったかもしれないし、案外情に脆い人だったのかもしれないが。夫レノンのレキゼンたる浮気現場を見てしまったヨーコは彼と一応離れることを考えて、自分のアシスタントマネージャシクレタリーをしているまだ19歳のぴちぴちギャルをレノンに与えて仲良くやってくれと押し出した。言われたメイパンはこんな命令あるのかと当然耳を疑ったという。しかしジョンとヨーコの間近に住み仕事をするという事は何が起こってもおかしくないような環境だったであろう.驚くに当たらぬ事であろうに、バカ奴と私は思う。第一なぜジョンレノンがそんなにいいんだい。変わり者らしいけど.お金もあって親切で。ヨカバッテン、そんなノリだった?
.しかし計画者はヨーコだ。みんな彼女の掌の上か.二人はすぐに打ち解けて本当の恋人同志になった。ウキウイキとして晴れやかに若返った様なジョンレノンは彼女と風の様に鳥の様にアメリカ中を回って旅をした。そんな中シンシアという前妻の息子ジュリアンと父親のレノンが面会できる様に取り計らい二人は数年ぶりに会うことができた.海に行ったり、ディズニーランドで遊んだりの楽しい時を過ごした父と息子は長い間の溝を埋めることが少しはできたという。とてもとても幸せだったと息子は言った。 ジョンレノンは気のいいエルトンジョンや悪名高いエアロスミスやボウイなどアンダーグランドなロックを歌う人たちとも大いに交際しセッションをしたらしい。
事実メイパンは美人というのでもないし東洋人であるし、多分性格が天真爛漫で活動的で気分の良いむすめであったのだろう。どっかのモデルのように玄人ポクないところが受けたのかもしれない。
その後、ヨーコから連絡があって、もう許すから家に帰ってきてもいい、という伝言があり、レノンは子犬のようにハウスへと帰っていった。
この間にレノンもヨーコも単独で数枚のアルバムを出している.得意の芸術で孤独を乗り切ろうとしたのだろうか。マインドゲームやら、スフィンクスの写真の乗ったアルバムやら、秀作がつめこまれている。 その後もメイ嬢と会おうとしたが、ヨーコの元に帰ったレノンはなかなかに遠く、しかしそれでも 時たまは会っていたのだった。
そして運命の日が来てしまい遂にジョンレノンは銃弾に倒れた。政治活動で民衆を動かすと思われた超有名人歌手のジョンレノンは自分は殺されるだろう事は薄々勘づいていたらしい。サモアラン、と私も思う.なぜなら何度もいうが最後のアルバムdubble fantasyのレノンの写真をご覧いただきたい、こけた頬に伝う死の暗い影はなんなのであろう。隣のヨーコはそれでもイキイキといつもの顔つきであるがジョンはなぜか力無く目は虚を見ているようだった。なぜかギョッとした私は、チョット戸惑ったが、その後の暗殺のニュースを聞いて なるほどそういうわけだったのかと
思ったものだった。世界中が彼の死に大騒ぎをしていた。政治的殺人と言ってもいい殺人であった.特にニクソン大統領に嫌われ、FBIにスパイされ続け、盗聴された事実も明るみに出ている.ジョンレノンも一人の人間である。そこまでして彼を苦しめることもなかっただろうにと度量の狭い計らいには不信感しかない。キリストより有名と言いながらも彼は映画では十字架のネックレスを身に付けていた。これも演技の一つなのか。彼は普通の凡人としてはやはり生きてはゆけなかっただろうし、この様な劇的な人生を送ることになるなんて気の毒なのかそうでもないのか、暗殺を感じ取って苦しかったのだろうと。死んでさらに有名になった人もそうそういません。i'm shot ( 撃たれた)と言って倒れたらしい。
