サルワクとよく言っているほど、猿の惑星が好きだったのに、戦争を描いたのを観て以来チョット引いてしまった。 だがこの創世記はそう言った過去のものを払拭した出来栄えであった.久々に見たせいだろうか?まあまあ 猿が出てきてある薬の試験にされた。アルツハイマーの新薬であった.ところがコレは知能もめっきり良くなる作用も持ち、更には副作用もあったのだ。
注射されたチンパンジーは目覚ましい知能の向上を示して後、死んでしまう.お腹の赤ちゃんが助けられて生まれてくる.この猿がやはり薬の影響を受けてとても賢いチンパンジーだった。ちいさい赤ちゃんチンパンジーはとても可愛らしく、薬を開発した研究者は家に連れて帰ってチンパンジーを子供の様に育てる.大きくなったチンパンジーは本来力が強く、とても危険な動物なのだが、自宅で一緒に暮らし続けていた。近所の家とのトラブルで、隣の家の人を襲ってしまい、当局に危険動物として保護施設に入れられてしまう。そこでの生活は、犯罪者の様に檻に入れられ、監視される生活だった.いつも殴られたり、水をかけられたり、電気棒でビリビリやられたりだ。人間達はサルを虐待して日ごろの鬱憤を晴らすのが常であった。この賢いチンパンジーがこの施設の生活に満足するはずはなかった。人間の社会の様な仕組みさえ理解しているかれらである。
自然界の緑の木々などの映像がたとえCGであろうが美しく作られている。とてもたくさんの猿の群れが、、木立を渡りゆく有様が圧巻であった。オランウータンの大きな顔が秀逸であった.誰でも実際のオランウータンと目が合った者はとてもギクリとしてしまうほどの衝撃を受けるものだ。
猿たちも間違いなく丁寧に描かれている。