スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

落下の解剖学

秋の入り口で、この映画を見たのが間違いのもと。ある山小屋で暮らす作家の女性。夫も作家だった。女性はほぼ誰とも会わずにひっそりと山で暮らしていた。ただ本を書くとよく売れて、成功者であった。誰とも会わない生活なんて、とんでもないことだ。認知症にもなるだろう。

夫婦には幼い子供がいて夫の不注意で、視力が弱ってしまっていた。夫は、妻を支えて、家事育児を一切引き受けていた。その事でよく夫婦喧嘩になった。ちっとも外部とつながらずに執筆をする売れっ子作家。このことだけでも、どっと夏の疲れが出てきた。嫌だ嫌だ。こんな生き方嫌だ。これってまるっきり私じゃないか。うつ病になりそうな秋の到来は、🍂私を前から後ろから脅かすシーズンであった。

結局、夫の死は何だったのか。 入念な裁判が行われたが、結局最後まで真相は不明であった。ただ、無罪を勝ち取った女性作家は晴れて自由に身となった。でも手放しでは喜べないそんなニュアンスを残した浮世離れした作品になっている。結構精神にくる映画となっている。あなたもきをつけて、

 

落下の解剖学(字幕/吹替)

落下の解剖学(字幕/吹替)

  • ザンドラ・ヒュラー
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