スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ドッグマン    リュックベンソン 監督

犬が出てくる映画で、同名の映画が三つもあった。子供の時から家族に虐待を受け、犬小屋で犬と共に暮らして来た少年ー家族に銃で撃たれて、足がやられてしまう。それ以来車椅子で暮らし、犬と共に生計を立てる。犬は彼の言うことならなんでも理解して、いうことを聞くのだったーいろんな種類の犬が何十匹も彼の側にはいて、命令を待っていた。大きな犬、小柄な斑の犬、シェパードなど、彼の命令通りに動くのはすごいものである。 犬好きの人にはたまらんだろうなあ。思わず抱きしめたくなるイヌ、犬、イヌ。

彼には歌や劇の才能があって、アーティストと呼ばれキャバレーでも歌っていた女装歌手で人気者だった。ただ足が立たないこと以外は。

彼の人生は実に多彩で山あり谷ありであった。生まれながらの優しい心は、全て犬とキリスト教信仰に注がれていたようだ。

市の政策で犬が取られてしまい、犬を使った盗難もバレてしまい、街のヤクザにも狙われて、とうとう殺人を犯してしまうー彼の長い人生を聴き込んだのは警察の精神科医の女性であった。彼女は冷静に彼の話を聞いていった。彼の哀れにも数奇な人生。思い出の中で犬との繋がりは唯一の光か宝石のように輝いていた。だから彼は、過酷な人生を生きてこられたとも言える。警察署のすぐ前には教会があって高い塔が空へと伸びていた。

彼は自分の足で立って歩き始めた。教会に向かって、一歩一歩。歩くことは、医学的に彼には死を意味するのだが、もう彼にはなにも残されてはいなかったのだ。神の塔を目指して歩き、神と自分自身への申し開きとした。倒れて息を引きとった彼の周りには、多くの犬が駆け寄り集まって彼を見守った。

 

子供の時、銃で撃たれた骨髄は、足の銃弾の傷口から流れ出て、歩くたびに命が削られるという、不思議な設定であった。

何故車椅子生活になったのかなど分からなくて 何度も繰り返して見なおした。

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