スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

椎の木

5月にもなれば、山々には緑や黄緑がが燃え上がるが、その中に薄黄色い粉をまぶしたような黙々とした雲のようなものが現れてくる。いつも見ながら通う道で、あれは何だろうと思い悩む日が続いたが、とうとうその正体がわかった。椎木は小さい時から身近にあって花の色まで誰も気にはしていなかった。ただ秋になって美味しい実を拾って食べるために突進していく大木というだけだった。それが何十年も経って、山に自生する椎木を見てあれは何だろうと何度も何度も不思議に思うなんてね。

椎の実は茹でたり炒ったりしてもらって、必死に食べた思い出があり、感謝すべき樹木である。なのに、何故こんなに地味な木なんだい。昔はどこにでもあって、お寺や家の裏には大木の椎木があり頼もしい限りの見てくれであったが、以外にも、建築用には向いていないのだそうだ。杉や欅にも見劣りしない大木である。悔しいが、ここは引き下がるしかないようだ。勿論椎茸という名も、元はこの木から由来している。

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