スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

9人の翻訳家  2019年  レジス ロワンサル監督

本当にやる気あるのかな、と聞きたくなるような映画。文学的に高い評価の作品を何ヵ国語にも訳すると言って、文学、文学と持ち上げておいて、あんたが一番文学を馬鹿ににしているということを証明した映画?

格調高い文学作品「デダリュス」は、オスカル ブラックという作家の作品だった。誰もこの作家の姿を見た人はいない。それがますますミステリアスで、人気を煽っていた。

出版社の社長エリックだけは、作家と交渉が持てる唯一の人物だった。

手に入れた原稿を、いつも持ち歩き人には決して見せなかった。それ故、「独占出版」として、ものすごい金額の儲けが期待できた。

エリックはそれを独り占めにするつもりであった。

9人の翻訳家を世界中から集めて、大きな地下シェルターへ閉じ込めた。そこで9人は翻訳をしていたが、外部へ漏れてしまって、独占出版は不可能になった。しかも相手は、社長に大金を要求して来た。動転したエリック社長は犯人は、九人の中のいるはずだと決めつけた。犯人はいったい誰なのか。

そもそも「デダリュス」を書いたオスカルブラックとは誰なのか、どんな作家なのか。

 

ま、これくらいにして、この映画は、時が前後していて、分かりにくく、結局、あちこち2回ほど見て、またネットでも調べて本筋を確かめねば分からなかった。ブラックの正体も判明したのだが、

確かめたつもりだったが、いったい誰がお金を振り込んだの?はてな

こういうshallowな映画、やめてよネ。