スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

カーライル  ニューヨークが恋したホテル  2018年  マシュー・ミーレー監督

ジョージクルーニー、ソフィアコッポラ、マイケルジャクソン、ローリングストーンズ、ポールマッカートニー、ウディアレン、ケネディ夫妻、イギリス王室ウイリアム夫妻、など有名人が、スターが、やってくるので、数えてみてもきりがない。

まずエントランス、玄関だが、くるくる回るドアにドアボーイが付いている。コレがもう金色でピカピカ!床は黒で顔が映るほどに輝いて磨かれている。体調が悪かったりすると、コテンと転んじゃったらどうするの?と、とても心配になる。わたしにはとても、泊まれない。

いつも体調が悪く、また心配事がいっぱいあるからだ。

でもレストランがあるから、食事や、軽食だけでも取れそうだ。少しの間なら、プレッシャーも良いだろう。どちらにしても行けないのだが。

 

小さいキュートな塔のような形状のビルで、こじんまりしているので、びっくり。しかし高さは結構あって、セントラルパークが一望できるらしい。昔はパークには羊が放牧されていたと言う。

ドデーンとした四角い箱型ではないから、ヨーロッパ風を意識して建てたれた。

 

古いホテルなのに、いつも清潔でキラキラ光っているのは、特別な掃除方法があるのだろうか。

極秘だろうけど、恐れ入りやの鬼子母神だ。

 

スタッフも何十年も、此処で働いている人もいて、此処を愛していると言う。

吃音症の黒人は、予約係だが、その木訥な雰囲気が好かれ、このホテルに不可欠な人物である。

それぞれが不可欠で、プライドを持ってサービスをとどけようとしている。

お客が、自然な形態で滞在するためにはどう言うことが必要なのかを、知り尽くしたホテルは、それ故に5つ星ホテルである。

 

それさえも感じさせないサラリとした対応が、基本であろう。一人ひとりの心に寄り添うような対応と秘密厳守の掟は守れ続けられている。
それにしてもジョージクルーニばかりが喋りすぎ。

ウディアレンだって2年以上此処に泊まって生活していたのだが、あの気難しそうな人がねえと、感心する。

 

ウェルカムとスマイル、誰にも平等に。これ基本なのでしょう。

不思議なことだが、来訪した人が全て、来た価値があったとおもえるようなホテルなのである。

 

このガサツな世の中で、手厚いサービスと真心?を受けたら、きっと中毒になって、また来てしまうのだろう。トップのスイートルームは一泊200万円だとか。