最近久々に見たプライム映画だった。コロナと、日々の雑用と、ロビンソンクルーソーの本を探していて、てんてこ舞い。もう疲れたわ。いろいろあって。
さて、この重力の意味がよう分からんが、岡田が二階から飛んだりするが、まあ、あんまり、考えなくてもいいかと。
兄は優秀で遺伝子工学の道に、弟は絵がうまくて、自由に生きている。
全く似ていないのは、父親がそれぞれ違うからだった。弟の方は母親が、犯人にレイプされて出来た子供だったのだ。
お互いに複雑な気持ちが、交錯していく。
そのうち、町中に放火魔が火をつけて、ペイントで落書きの絵を残していった。
警察も未解決な、この事件、実は、弟が関係していた。絵を描いては、放火するの繰り返し、ついに警察は、精神を病んだ犯人像を模索していた。
弟はついに自分の本当の父親を探し当て、殺してしまう。母をレイプして逃げた卑怯な男(渡辺篤郎)。
優秀な兄は、弟の遺伝子と、レイプの犯人の遺伝子が、ぴったり合うことを実験で知る。
加瀬亮の演技には、いつも感心させられるが、(恋人だった戸田恵梨香は、松坂桃李と結婚したね。
加瀬と結婚したほうが戸田恵梨香は幸せになれると思うが)、加瀬の演技は器用貧乏のようにも感じるね。うますぎるとね。
兄弟の父親(小日向)(は、物静かな男だったが、癌になって死んでしまう。二人を呼んで、お前たちは、俺の子だと言う。
分け隔てなく接してきた穏やかな父親。死んでからも、二人の子供たちを見守っているかのようだ。
母親(鈴木京香)は、町中の噂に晒されながらも、生き抜いたが、事故で死んだ。自殺なのか。
弟は警察に自首する。バラバラになってしまった家族だが、二人の兄弟は、両親の愛を基にして、繋がり、また蘇るであろうと言う希望が見えてくるストーリーであった。