2044の地球は、すでに砂漠化していた。太陽熱の嵐、酸性雨、人類も2100万ほどに減っていた。
メカの会社が、ロボットをたくさん作って売っていた。彼らに人間がしていた労働をさせるためだった。
初期のロボとにはプロトコル設定がはっきりしていないものが混ざっていて、それらが、勝手に動き出したため、人間では制御できないようになってくる。
人間は、その勝手に動くロボットを抹殺するために会社の者を派遣した。
アントニオ・バンデラス主演のアクションぽい映画。プロローグの音楽は、ヘンデルの「水上の音楽」がかかっていた。
思わず音楽にうっとり、イギリス王室のために作曲された素晴らしい曲。栄華を極めたイギリス王室の至宝というか、贅沢な富が眼に浮かぶような曲である。
好みがあるが、私はこれ以上の美しい曲を知らないない。モーツアルトもドビュシーも及ばぬ力強さとはかなさの音楽である。
オートマタという変わった題名に飛び付いたが、ロボット側にたつ内容が少なかった。