イーストウッドと、シーゲル監督、このコンビで面白い作品になっている。
サンフランシスコ沖に浮かぶアルカトラズ監獄は、絶対に脱獄できない監獄として有名だった。
そこはならず者のたまり場であり、厳しい見張りが二十四時間付いていた。
イーストウッドは、計画を練って、3人で脱出を試みる。部屋の空気孔を削って広げて屋上にぬけ出した。
所長をはじめ、他の配役も皆おもしろいキャラが立っていて見応えもある。
ただイーストウッドも監督に参加しており、主役でもあり、またまたいいとこ取りでやっていた。
知能指数の高い囚人という役付で、腕っ節もやたら強い。
ああ、あんたはいい男だよ。でも女にも選ぶ権利はあるからねえ。
こういう脱出ものは、見ていてハラハラしているとあっという間に終わっているのだ。