トランセンデンス、コレは超越とか、卓越とかという意味。
これはちょっとむずかしい問題だった。映画が、何度も途切れたり無音になったりで、通して見れなくなり今日の鑑賞計画が、頓挫した。だが、コンピューターのことがわからないだけのことだった。あーあ。
ジョニーは天才のコンピューター博士。今まですごいものを作ってきたが、進み過ぎたために、文句が出て反対派に撃たれてしまう。銃弾は特殊なものであり、これが致命傷になり死んで行く。
死ぬ前に自分の頭脳と意思をネットに繋ぐと言い出し、実際にそれを実現してから死んだのだった。
死後も彼の意思はパソコンに組み込まれ、まるで生きているかのような画像と声が蘇った。
彼はコンピュータの中で生きていた。彼を主人とする量子コンピュータが、地下5階にズラリと並びそれらは、もはや、
この世界のすべてを支配する恐ろしい力をもっているのだった。
死んだ者が蘇る、盲目が目を開けたりと、いろいろと奇跡が起こったりもする。キリストか、神か知らんけど。トランセンデンスとは卓越、超越とかいう意味だ。 他の人々は、この現象に、驚き慌てて、人類の危機だと思うのだった。
進み過ぎた世界に人間たちは、拒否反応を示す。
ジョニーは常に妻を見張っており、それもウザくなったしなあ。
最後は、肉体を得て、妻を抱きしめる。 その後妻も反対派に撃たれる。二人は、地下に篭り、
そのままネットの中で一緒になって一つの意思となる。世界の電気がプッツリと消えて、停電になった。
これは彼と妻の死を意味していた。悲しい人間的な死、愛に結ばれた死だった。
彼らはただ2人で、あの世に旅立ったのだろうか。「そこには愛があったことは確かなことだった。」
彼らは、コンピュターの力で世界を救おうという理想を持っていて、まず文明に汚された自然を癒しったり、病気を治したり。それが死後に明らかにされてもただのエゴイストととしか伝わってこない脚本だったし、もともとソフト分野は雲を掴むような話なので、わかりにくいものではなかっただろうか。
それがいいんだと言えば、そうだとも言えるが。