この題名のアメリカンドラマで、犯罪系らしいが、ここで見たのは別のものなのか。
最初は、北極園の氷や、イヌイットの生活について述べていたが、次は
ロボットが出てきて、これは日本でもよく出てくる綺麗な女のロボットと、ロボット研究の教授そっくりの男性ロボットである。
初めは、瞬きしているので生きている本物の女かと思ったが、しばらく見ていると、ロボットだと気がつく。このロボットに、あなたには、魂がありますか、などという不躾な質問を投げ掛けるのである。魂はあると思うと答えるロボット。
量子専門の研究者が出てきて、いろんな不思議な話をする。我々の体も、見えている物質も皆 量子というもので、できている。
ギリシャ時代に原子という言葉が生まれたが、量子は、その原子に含まれるもっともっと小さな陽子やニュートリノ最初は存在しないと否定されていたものだが。それらが集まって相互のつながりが複雑に営まれ、その関連性によって、今までできなかった大きな数や、複雑な計算が可能になった、量子力学は、未来に可能性を大きく秘めていると、目をきらつかせて喋っていた。
この世界の物質が、物体が、存在しているということの究極の意味はなんだろうか。
私たちの体が存在しているという生と死の究極の問題は、いずれ宗教をも凌駕した問題へと発展するだろうか。
また最初に出てきた魂と量子の関係は、明かされる可能性を持っているのだろうか。
快感セロトニン、恐怖不安ノルアドレナリン、それでも、(タマシイ)とは言えないのじゃないか。
複雑に動く、体と心。
魂とは、何なのか。人間存在の謎が解かれてゆくことはあり得るのか、知ることに躊躇するが、どことなく期待するところもあるにはある。
