さっぱりとハードボイルドの映画も好きだ。政府の最高機密であるマーキュリーと名付けられた超難問の暗号文をある子供が解読したのだ。
その子供は自閉症で普通の子供のような対応はできない。まず、何も喋らないのだから。
目と目が合わず、思っていることも通じないんだな。彼のひとつの頼りだった両親は政府の悪者が家に侵入して即殺されてしまう。両親は、この子を大切に可愛がっていた。親まで殺さなくてもよいのに。
政府はこの子を完全抹殺しようと追ってきた。関係者は全て殺害、それが、彼らのやり方だった。
FBIのブルースウィリスは、この子を守って逃げ回るが,最後ははめられて殺されそうになる。高いビルの屋上で死闘が繰り広げられる。FBI もやっと悪ものの存在に気がついた。悪者は政府の超大物だったので、証拠は全て隠滅されていた。
気持ちはよくわかるが、何か少し単純すぎるストーリーだったように思う。
この幼いがミステリアスな子供が最後に美しい目をして微笑んだような顔をする。それはとても印象的できれいな目であった。
子供が出てきて何とかストーリーを保ったような気がする。何がマーキュリーライジングだか。