スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

バベル  アレハンドロ ゴンザレス監督 2006年

菊池凛子さん、最初から飛ばしましたねえ。服も脱いでスッポンポンで刑事に迫るおかしな娘!でも彼女は聾唖者という障害を持ち、お母さんは、父の猟銃で自殺というすごい経験をしてしまったのだ。父親は、この銃をすぐに廃棄するべきでしょ!平気で銃で死んだと喋べる。実は、父と娘は、惹かれあっている、という近親相関。

役所ひろしが信じられない!頭のおかしい父親であった。お金落ちになると銃を買ったりするから、怖いですね。

ところが、モロッコで猟に出かけて、そのライフルをモロッコのガイドにあげてしまった。ガイドは、銃を不法に売り捌き、地元の牧畜者に売った。ヒョウが、山羊を襲わぬようにライフルで撃つためだった。

ヤギの世話をする2人の兄弟はライフルを持って出かける。そしてどちらが銃の腕前が良いか実践をして確かめようとした。ちょうどその時モロッコ観光の客を乗せたバスがやってきた。兄が撃ったが外れた。弟の玉はバスに命中。だが、彼は乗客を打ち抜いてしまったのだった。その乗客は、アメリカから来た女性のケイトブランシェットである。首を撃ち抜かれ、出血多量で、瀕死の状態。夫のブラッドピットは、妻を抱えてある民家へ走ってゆく。

二人の夫婦関係は良好ではなかったが、この際、妻の命を救うためにパニくる夫のピット。

やっとヘリコプターが来て、病院へ入るも、出血で、妻の体は壊疽が出ていた。助からないかもしれないと医師に告げられる。

 

 

メキシコの結婚式で、不法移民として捕らえられる中年の女性。やむを得ずギリギリの状態でアメリカとメキシコの国境を越えてしまった。この時女性は二人の白人の子供を連れていた。これはピットらの子供であろうか。

国境を越え、しかも子供を拉致したとして法律を犯した不審者として捕まった。ただ国境とか移民とか外国はいろいろうるさくてめんどくさいなぁと思った。

 

菊池凛子がすっぽんぽんになってマンションのベランダで夜景を見ていると父親が帰ってきてそばへ寄ってきて手を繋ぐ。警察の人とはなんでもなかったのだろうか。いや、やはり期待通りのことではなかっただろうか。いくら父親でも娘の裸を見てはならないであろう。監督はわざとこの様な描写をしたのだ。というより、近親相関だった、ということだ。だから娘は、あせって自分のそんな気持ちを、打ち消そうとあちこちで変な事をしていた訳だ。悲劇。

 

 

まず日本でのディスコや渋谷交差点などのロケのために日本に来ていたとすれば、彼は酒を奢られ、日本はいい国だと言ったかも。

あるいは、日本には来ないで、助手に行かせた可能性もある。

菊池凛子とブラッドピットは全然一緒に演じてはおらず、ただ前から一度見とくか、と思っていた作品だったので、見たまでだ。16年前かあ。ふーむ。

 

ただ何故、バベルなのか、監督にしか分からないが、

まずまずの出来でした。

 

 

バベル (字幕版)

バベル (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video