ホワキンと、シーモアフィリップスのために撮られた映画かしら。
最後まで見るのに丸々2日半がかりの大捕物。それにしてもなんだコレ?
マスターと呼ばれる男に、洗脳されていくはなし。
このマスターという男は、本も書くし、普通に、妻もあり、娘もある、普通なんだが、やってる事は、各地で集会を開き、金持ちを食い物にしているカルトの詐欺師的面が濃くあった。そうやって暮らしているのだ。
こういう男は、餌があると思うと、しつこくやって来るハエや、イタチの様なものである。
兵隊のホワキンは、色々苦悩し、とうとうアル中になってしまった。
それが元で事件も起こり、信用をなくすことも多くなった。
郷里の恋人とも別れてしまう。
そんな彼を、マスターは、人生の説を垂れて、洗脳してゆくのだった。
そこで、何が起こっているのか、観ているものにもわからないだろう。感動が、全く伝わらず、ただおかしな人々が、おかしなことをして生きているとしか。世の中、おかしなこともあって当然である。
何もわからぬままダラダラと観続けて、ついに、ラストが見えて来る。あと2分、
ここまで辛かったなあ!最後の2分も、何の感動も無いのが大きな原因である。
この世には、心細い人に、近寄って、人生を奪ってしまうカルトや洗脳グループが、多く存在している。皆が気を付けて、彼らの罠に落ち込みません様に!