夢よもう一度、ということか。でも第二段は、皆がつまずくみたい。時代は、厳しい世界恐慌の頃だそうだ。
よくわからん男が、梯子を持って歌ってるんだが、声がなんかキモいような気がした。まず、この冒頭からずっこけそうになる。でもこの男磨いと行けるやつかも。トンチンカンさが半端ないところが凄いと思う。
第一作と比べてしまうと、やはり、全てにおいて、弱く、劣勢である。前半はそれなりに楽しめたけど。
お金をかけてないからでしょうか。
エミリーブラントという女優が主役ですが、この人は「プラダを着た悪魔」のキャピキャピの初々しい女優さんだった。もう誰だかわからない。エミリーブラントって誰だ?こんな怖い顔のポピンズってありなの?
昔、ポピンズに世話になっていた姉、弟は、大人になって、弟は銀行に勤める父親で、3人の子供があった。だが、昨年妻が亡くなっていて、絶望にうちしがれていた。子供らも、母がいなくて、不安で、ウロウロしていた。
そこで、ポピンズがこの家にやってきたのだ。楽しいファンタジーが、子供たちの心を和ませて元気づけてゆく。
ところが、銀行の頭取(コリンファース)が、彼らの家を抵当にとってしまい、横取りする悪巧みを計画。
暗い霧が這うように広がるロンドンの街、ガス灯をつけたり消したりを職にしている男たちが集まって踊っている。
画面が暗くて、良く見えない!霧がまた出てきた。
ビッグベンは、真夜中の12時をうつ。その針を止めようとするガス灯男とポピンズさん。
広い通りの撮影は、これ、クリスマスキャロルの大通りじゃあアーりませんか。使い回しなのが、エコノミックすぎる。
くっ、くっ、悲しくなる。まあ、きょうび、どっこもお金足らんのやしね。
なんとかならんもんかねえ。この話。