すごい人というのは、伝記に乗っているような人々のことである。
アインシュタインからピカソ、シャネルまで、いろんなジャンルである。
失敗を繰り返すエジソンが冒頭を飾っている。エジソンは失敗王と言っても良い偉人である。
ウオール街事件のときは、ラジオで元気を出せと演説してはげました。失敗など何度もしているエジソンならではのことである。
怒濤の春秋時代に生まれた孔子は、理想が高すぎて、ちょっと現実味がないが、彼の言葉には含蓄があるね。
シャネルは、こんなダサいデザインはダメと言われて、完全拒否されても自分の主義を通した。
アインシュタインは子供の時から無口で、遠いことを考え続けるダンマリの子供であった。学校の先生は、この子にとっても手を焼いていた。
時間はいつから始まったの?なんて深遠な質問ばかり。
ピカソは2万点以上の絵を描いたが、キュビズムの絵は理解されなかった。まあ、この人の絵は、ギリギリの苦悩の表現だと思うので、なかなかわかりづらいだろう。個人的には、人間的すぎてあまり好きではない。
ダリは、面白おかしく生きたと思うだろうが、その反対で、繊細で、気が小さくまじめなひとだったらしい。
照れ隠しのために、また芸術のためにと、わざとふざけていたらしい。芸術をやる人間の生き方はやはり芸術的であることをアピールしたかった。この人も、それほど惹かれない。
ただ、どの人も依然から知っていて、他人ではないようなイメージである。
だが、やはりアインシュタインは、別格のような気がする。