ミシュランの星が決まる日が近づいてきた。尾花たちは必死の覚悟で新しいフレンチのコースを開発しようとしていた。問題児の平古翔平も加わって、国産野生のキジバトをメインに据えたレシピを平古が、考える。
とても良い出来であったが、フーディーのリンダ(富永愛)は、この料理では、三つ星は取れないと言い捨てて出て行く。リンダは、世界最高のフーディーとして君臨していた。
彼女は、なぜだか、平古翔平のことを忌み嫌い、彼がいる店には決して三つ星は与えないと宣言する。
なぜそこまで嫌うのかは、不明であった。
リーダーの倫子は「我々は、ただお客様に美味しいと思ってもらえるものを提供したいだけなのだ。」と、リンダに話す。リンダは、ミシュランの基準は、世界の遠くからでもその料理を食べに行きたいと思わせる料理こそが、星に値するのだと倫子に教えた。
尾花は、キジバトの料理は、よく出来ていたが、リンダが言うように本当の意味で三ツ星は取れない料理だったと言い切るのだった。
尾花たちはもう一度新しいスタートに立ってしまった。しかし、メゾンはもう一度、みなの心を一つにする。だが、
時間はどんどん過ぎてゆく。もう一度、リンダを招くという尾花に皆が反対するのだが、尾花は言い出すと後へひかない性分である。
今まで一度も成功しなかったマグロを使うと言い出した尾花。皆がこれには反対するも、これしかないのだという尾花。
彼はどんな料理を考えるのだろうか?来週は最終回である。
J Movie Magazine Vol.52【表紙:木村拓哉『グランメゾン東京』】 (パーフェクト・メモワール)
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- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2019/10/01
- メディア: ムック