スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

君の膵臓をたべたい 2017年 浜辺 美波 、 北村匠海主演

余命3年の高校生のさくらという女の子。まあ、この手のストーリーかと思ったが、本当にそういう物語であった。

流行りのイケメン、北村拓海がサクラと仲良しになり、クラスの誰も知らない秘密を知ってしまう。

さくらは膵臓の病気で、もう治らずあと三年の命。なのに、ケロケロしていて明るくて、つきあい出した拓海も、実感がわかない。死ぬまでに、こんなことをしておきたいと言う彼女。

しかし二人は、友達のままで進んで行く。一泊旅行も他のバカンスでも、二人は、友人同士でしかなかった。

なので、全てが盛り上がらないわけ。医者も、学校の先生も、両親も誰も出てこない簡素な作りである。

 

病気のはずの彼女も、全く苦しむ様子もなく、馬鹿みたいにはしゃいでいるだけで、

本当にそれだけであるから、まともに見るには、100年早い?

しかも彼女は、痩せた女で,それだけで、事実的に病気であろう。

、出演者に厚みがなくて、ベニア板が喋っているような演技だったので、コレは驚きだった。

大人になって、教師になった拓海は、今度は小栗旬に変わっていた。

全く突進しない、元気のない小栗旬である。

お通夜のような小栗旬

実際主人公の痩せた女の子は死ぬんで、お通夜であるのは正しいのだろう。

 

盛り上がらない、教訓もない、生きることの意味もない。

ナイナイ尽くしの、味気ない病人食ということだ。

この映画で、泣いたとか、良かったとか言ってる人、どこに目がついてるんだかね。

自分が本当にこんな病気になっているなら、この映画に、何気に共感できるのかもね。

 

 

 

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい