織田裕二 ディーンフジオカ タオなどの三人が華麗に動くミステリーもの。
数年前にテレビで放映されたものだが、ネットで見て、なるほど、結構いけるなあと思った。
このドラマでは、織田とタオとが、それぞれ、演技の新境地を開いた。
タオは朝ドラで、何かもやもやした演技が多かったが、アイドルを返上して、脱皮したタオに生まれ変わったような力強さだ。 ワトウソウコという名はワトソンのことだろう。これ以後の彼女の演技は明らかに変わった。
やれやれ、一安心じゃ。
織田の演技も、何やら変わっていた。クソ真面目さは同じようだが、今までレインボーブリッジなどの
警察もので走り回っていただけの彼ではない。
和製シャーロックホームズといった役どころだ。IQ249というのは、まあ、アインシュタインに近いということだ。
肌の色を黒くして、苦み走ったコーヒーのような香りを出している。
ただ目つきが、やはりええトコの坊ちゃんのようで、アンバランスがおもしろい。
エグミのある演技ができたことは賞賛に値する。
サイオンジ シャラクという名前で、シャーロックホームズだとわかる。
敵のマリアッティーは、凶悪で、醜悪なモリアティー教授のことだろう。
この前、ドイツ人の音楽家と結婚した中谷美紀が、謎の女 マリアティーをやっていた。
この人は、実生活でもこんな感じかもとちょっと怖かった。
彼女は相当の策士のようにおもえるのだ。