スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

チャップリンの移民 1917年

The  immigrant  は、アメリカに新天地を求めて旅だった人々の話だ。

チャップリンんも兄と2人で、アメリカに渡っている。貧しかった2人が、アメリカで成功していく伝記は、面白かったなあ。現代的に洗練されたセンスと、身のこなしはたとえボロを着ていても輝いているチャップリンである。

 

船に乗っての長旅であるが、その中に母と娘の二人連れがいて、お金をとられたりして、女ばかりだと何かと物騒であった。そこにチャップリンがいて、助けてやる。ありがとう、と言って、船を降りて別れた。

お金を、娘にあげてしまって、一文無しのチャップリンは、ひもじく、着の身着のままであった。

 

レストランでお金のない男が、ウェイターたちに暴力を受けて放り出されるのを見て、怖くなったチャップリン。彼も、お金もないのに、一人前に食事を食べていたからだ。

  その店で、女と再会して、喜ぶ二人。

2人して仲良く食べたり、しゃべったりしているうちに、店にいたある芸術家の男が2人のところにやってきて、

私のところで、働いて欲しいと言うのだった。2人をなぜか気に入った芸術家、何がよかったのか知らないけど、

仕事を得て、お金も手に入ることがわかって、2人は大喜びする。

チャーリーは、すぐさま、女を結婚許可証の事務所へと連れて行き、大いに照れる彼女と、結婚するのだった。メデタシメデタシだね!

このようなシンプルで、短い映画であったが、アメリカでひと旗あげると言う夢は、とてつもなく大きなものだったのだろう。

 

 

 

 

 

チャップリン自伝〈下〉栄光の日々 (新潮文庫)

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