まだ3回ほどしか行っていないあるお店。主人とは昨年行きました。娘とは6年前に行ったが、その頃は、オープンしたてで、濃厚で美味しいと思った。ちょっと濃厚すぎるかもと、心配だったけど、数年経って行ってみると、やはり変な方向の味へと変わっていた。
今日は日曜日とあって、混んでいた。中待ち7分でテーブルに案内された。
パッと見回すと、なんか全然、都会の人ばかりで、久々に、驚きました!
言葉が違うので、東京人だとわかるし、お顔が、もう普通の人と違うのです。
難しい本を読んできたのが、お顔にでている。
奥さんまでも、高学歴で、教授のような学究顔、 頭良いのが顔のニキビにまで現れている。
夫はすごいお金を稼ぐ、実業家か、医者か。
レベルが違う、暮らしが違う、ハイソサエティ、比類なく強い暮らしむき。
優しい旦那、本を読む妻。ギョッとする題名のほん!いやー好きにしてよね。
ただし、ここのご馳走は、どれだけうまいわけではなく、たぶんまずいほうであるよ。
若いカップルもそれなりにいいデザインの服を選んで来ている。トータル高そうな雰囲気だ。
よくもまあ、皆が同じようなレベルの服装で揃えて集ったものだ。同じ方向、同じレベル、これは多分、皆がネット情報で同じ方向に流れているのだろう。ふーむ。
まあ、ドリンクバーが無料だと知らず、どんなものかもわからず、店員にコーヒーを頼もうとしていた。
コーヒー飲み放題。わーい、しかもこのコーヒーうまいわ。え?有料だったの?
この店が、いつの間に、こんなハイクラスの人たちの溜まり場になっていたのか、全く知らなんだ。
ばあさんも上品な髪型にセットしているし、服も、かなりに上品目で、シックな見せ服である。
いや、すごいねえ。
だがしかし何か、偽物の塊(かたまり)という気もしたのだ。何故だろう。皆さんが寄ってたかって食わせ者かもと、思えるのだった。
私のような田舎者のひがみはシツコイですからね。
たまに町に出ても、マクドか、モスか、道なりにある店にポコンと入ってしまうスッポコ。
行動半径狭すぎなのでしょう。
本日は、都会に出てきたと、まざまざと思う日であった。
ところが、トイレに入った途端、流し方がわからず、トイレから出れなくなってしまった。
出てみると、洗面所で男の人がずっと必死に手を洗っているのだった。長時間すぎる。バカか。なぜ?と嫌な事が頭をよぎる。
料理の油か、機械工か、殺人の血か、様々に考えられた。男のズボンは、ヨレヨレで、なにがあったのだろうか。
それはともかく、高学歴、高水準の生活者たちがなぜこの店に集いたがるのか、謎でもある。
ザワザワした店内で落ち着けないし、グリーンは皆無、テーブルはうすい。
ウィークデイに行くと、トンチンカンなお客ばっかである。
味は大味で具材も大きく切ってる。味は、よくわからない味でまとめてあり、おいしいとかまずいの
水準とは別のところで作られてある。
そんな品を食べに、ハイソサエティが集まるのか?味のない食事をして、知らないうちに、ケムリのように消えてゆく沢山のお客たち、魔法でも見ているような感じだ。
とにかくトイレが使えないのと、隣の子供が、ドリンクバーでか、泡の出た飲み物を何度もお代わりしていて、あれはなんだったのかという疑問が、頭に残った。
わからないことだらけであった。