ラッセルクロウが、ロビンフッド? あのリンゴを弓で射ったお話?
いや、本当は イギリスと、アメリカの合作で、なぜロビンフッドが、森に住む義賊となったのかという歴史を紐解くストーリーでした。
歴史を知って、ちょっと、お利口になったかも。
イギリスはフランスから引き上げてイギリスに帰ったが、イギリスでは新しいジョン王が即位した。
ただ父王が戦死したために、その放蕩息子が、即位したのだ。
王様というものは威張ったものだなあと改めて目を見張った。王の命令は絶対であるし、好物もたらふく食べれるのだ。これでは健康が持たんじゃろうな。
ジョン王は、イギリス北部の諸侯たちから厳しい税をとって苦しめた。怒った諸侯たちは、反乱を起こして国王を倒そうと集まった。そんな時に、フランスが海からやって来てイギリスを乗っ取ろうと戦いになった。ロビンフッドらは、北の諸侯らを説得して、ジョン王とともに、一丸になって、フランスと戦うことを主張した。ロビンフッドの戦さばきのおかげで、フランス軍は逃げ出し、イギリスは助かったのだった。
ジョン王は公民に、良い王になると誓ったが、勝った後で、また態度を返した。権力を持った悪い奴であった。
正義感、人徳があって、武勇もあるロビンフッドを皆が賞賛した為、ジョン王は怒り出して、ロビンフッドを、国賊として、追い出したのだった。見つけたら処刑しても良いなどと御触れまで出した。
国から追われる身となってr、見つからない様に森深くに仲間と住んだ。
そんなことから伝説の英雄として語られる様になった。イギリスを救った英雄なのに、賊として扱われ、弱い人々を助けて生きた英国の護り主のようにいわれている。
イギリスの深い緑の長い丘陵、気狂いの王様、フランス王の独りよがりと、いろいろ人間模様もあって、おもしろい。まるで、戦国時代劇の様にもみえる。
イギリスが、立派な旗を翻して人馬が進むところは見事だった。お金かかってるう、といった感じだ。
ラッセルクロウが出る映画は、大掛かりで、お金がいくらあっても足りないだろう。
妻役にはケイトブランシェットが楚々と演じる。
だが、この映画、ヒットしてたか、記憶にあまりない。
まあイギリスの国営映画扱いということにしておこう。