堺雅人・高畑充希の共演になる。 高畑は苦手なこの私であるが 仕方ないので彼女は無視して見ることに。どうせ臭い演技で良い子ぶりっっこするんだろうとみていた。
監督は、早くもこの臭い演技に、焦点を合わせてきていたからすごい。彼女の癖を逆手にとってうまく生かしたのだった。
お陰で、ほんわかとした家庭的な愛のストーリーとなっていた。
堺はかまくら在住の作家であった。そこお嫁にきた高畑は、慣れないながらも嫁稼業に専念して、家事に勤しんでいた。
もっと甘えてデレデレしたら良いのに、そういういやらしいことは一切しないのが高畑琉である。
そのうち魔界の悪い、悪鬼に捕らえられて、冥界の黄泉の国へ旅立ってしまう。ザマアミロと思うわて。
それを追って堺も黄泉の国へといく。
そこは結構美しく、深い谷や山や、滝があるのだった。
悪鬼の嫁にされそうになっている高畑を救うべく、堺は必死であった。
もともと、妻を救うために、死を覚悟して黄泉の国へ来たのであったのだし。
強い夫婦愛に結ばれた二人は、難関をくぐって、鬼から逃げて行く。
昔、高畑が親切にした貧乏神の助けのおかげで、冥土から大脱出する。
デメタシ、デメタシ!
という様な内容だったかなあ。
出色は、今をとときめく安藤サクラが死神になって出てくるとこかな。黒いスーツに銀髪がかっこいいのが見ものであるわ。ふん、そんなとこですかね。
鎌倉ってそんな冥土と近しい土地柄なんですかねえ。昔から文学者や、多くの文化人が集まるところだとは聞いていましたが、いにしえの鎌倉幕府のあったところであるし、江ノ島はあるし、大仏もあるし、鳩サブレは甘いしねえ。やはり独特の雰囲気があって人を呼び寄せるんでしょうなあ。
destinyをdisney と間違えて「やったディズニーだ!」と叫び、家族にdestiny だろと笑われた夜。