有名なグランドピアノで、「ラ・シンケッテ」をピアノはベーゼンドルファーで弾くイライジャである。
低音どの響きの良いピアノ。「ラ・シンケッティ」は超絶技巧で弾ける人が世界に二人だけというしろもので、この映画の監督が作曲というから、ぶったまげる。
ピアノ弾くのはほぼイライジャが実際に弾いたそうだ。
それであの気迫が出たのかな。
ベートーベンの「テンペスト」も弾いていた。
イライジャの大きすぎるほどの目と、蒼白な顔。
これが、映画のスパイスとなって人を惹きつけるのが面白い。
ピアノを完全に弾けたなら、ピアノの中の鍵が出て来て、スイス銀行の大金がという
トリック付きであった。
命を狙われながら、超難しいピアノ曲を弾くという緊張感の中、いっぱいの水も飲まず頑張るイライジャがちょっと嘘っぽいと思った。