スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ワーロック 1959年

いくら作られた、合成されたスターだとは分かっていてもヘンリーフォンダの西部劇はカッコいい。

ワーロックという西部の街にやってきた保安官のヘンリーは、話街を荒らす悪い牧童たちに立ち向かう。牧童らは集団でやってきて、撃つ、盗むのしたい放題であった。

ヘンリーは、友人のアンソニークインとともに町に来たのだが、アンソニーは実は腹黒い男で、ヘンリーを騙す。

ヘンリーの馬の乗り方が、美しく上手である。感心して見ていると、綺麗な女が二人も出てくる。

金髪の女は夫婦気取りでヘンリーに食事を作る。

髪の黒っぽ女は、特に美しくアクもある。これは牧童の一人と恋に落ちて、これまたうまい飯を作る。

この女は美しい身なりをしているが、わてが4歳の時に、こんな胸の尖ったファッションがあったとは驚きだ。マドンナもビックリだわ。

ヘンリーは、牧童が改心して保安官になったのを見届けて、この町を去って行く。女とは別れる。

何かけたずれの自信があっての演技だ。成功者、お金持ちで前途洋々、そんな自信に満ちたヘンリーの態度に、我々も自分を重ねてうっとりとするのだ。

ただヘンリーの実際の家庭は地獄のようだったのだろうが。