子供の頃は良く雪が降っていた。小学校2年か3年の冬は特に雪が多くふり、
とうとう学校も休みになった。午後休みと決まった。
でも嬉しくて女子の登校班の列に並んで帰路に着いた。
しかし、皆が、雪マントというものを着ていたのだ。純毛の赤やえび茶(暗い赤色)の子供のマントだった。
本当は貧しい家の子はこの雪マントを着用していなかった。どの子供も、雪など被っても気にしないだけの元気であったので、本来不用であった。姉のお下がりであっただろうに、虫食いもなくきれいだった。皆がまだ小さく、ブリューゲルの冬の絵のようであった。
ただこの赤いマントの形状が、西洋じみていた。
このマントには同じ一枚布で三角形のフードが付いていた。
わてはこのフードがメッチャ気になるのであった。あの時代はフード付きの洋服など日本にはまだないものだった。
頭がすっぽりと隠れる赤っぽいフード。顔も半分ぐらい隠れてしまうのだ。
これに、かなり広いマントが付いているからその押し出しはいかにも強いものになる。無邪気でばかな子供がこんなものを着れるわけがない。
このように衣服には、いろいろな意味をもっている。特にマントはおどろおどろしいものである。数年前にマント風の服が流行りすっぽりと着れるので人気だった。
しかし、わてなんかがそんなものは着れないと思った。いまもマントは決して着ない。わてはうわべだけでも謙虚でいたいのだ。
フードであれば、特に、テレビに出る人はやめてほしい。NHKの人がフード付きジャンパーにはっぴを着てた。
この時点で、NHKの鈍感さ極まったな。しっかりしてよね。馬鹿野郎め!

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