ひさびさに、スタバに行く。うーんお昼だし結構人にぎやかそう。ワオ、ファッショナブルなお兄さん、極め付けの洋服に身を包んでポックリポックリ歩いて来る。あれはスタバに行くのね。やっぱ入った。
そのちじれ髪を前に垂らすのが今風なのか。パステル調のちょっと長めのコートも今風なんだね。
やはり、幾人かがパソコンと薄い書類ケース、(薄いということに何か意味ありそうだ。)を携帯しているのもお約束の風景である。スッポコはただのコーヒーを頼む。パパの分とで二つも。あとハムチーズの長いパンとキッシュも頼んだ。へーお昼にはこんなモノもあったのかと感心したスッポコ。
「このホウレンソウのケーキください。」と言ったら、レジの女の子が、「キッシュはケーキではありません。」と言うではないか。そうですね、とspinach といえばよかったよと思いながら頭を下げた。
そもそもよく見るとコーヒーを飲んでいる人は年配者が多い。若い人は何か緑色の抹茶の様な液体を飲んでいることが判明した。だが、なぜ若者は抹茶のようなドリンクを好んでいるのかは不明だ。
さらに、カップにプラの蓋がついているのだが、小さい穴が空いている。ここから飲みなさいと言う合図であろうか?のんでみたら、いきなりむせた。どうもこれはちがうらしい。隣の若い男が、その小さい開け口から黄緑のものをすすっていることがわかった。それがスッポコにはできないことがわかり、カバーをとってゴクリと飲む。いやー、はづかしいかぎりだ。
スッポコが、キッシュとケーキの区別もできぬ田舎者に見えたんだね。うんうん、あんたは大都会人だ。
小麦の穂のことをエピと言うらしいが、エピと言うパン屋のことを、えび、えびと言っていた都会人がいた。アンタ、エピですよ。エビではありませんよ!と言ったら、きっとその人はづかしかろう。
いや言語能力の有無を問われる問題だがね。