リーアムニーソンは、シンドラーのリストの主役をした俳優だ。変わった顔に、見覚えがあった。
この顔が苦手で、シンドラーも最後まで見ずじまい。こんなことを言って申し訳ないとは思うのだが。
トウモロコシの新しい品種を巡って、ノーベル賞のバイオロジー博士が発表するに及んで、その論文をぬすんで巨万の富を作ろうとしている悪の組織があった。博士を殺してしまおうという計画がすすめられていた。その組織の一人がリーアムさんだった。彼は、殺人に向かったが、その途中で交通事故に遭い、記憶を失ってしまう。事故の後、彼は妻に会うが、あなたなんか知らないと言われる。他の誰も、君のことは知らないと言うのだった。不可解な世界に入り込んだ彼は必死になって自分を知っている人を探す。
やっと事故にあった時の女タクシードライバーを見つけることができたが、今度は、次々と命を狙われるはめになって、逃げるのに必死であった。おんなの移民ドライバーだけが味方になってくれた。逃げ切れるかとハラハラするが、なぜこんなにも命を狙われるのかは、すっぽこには不明であった。
ただリーアムニーソンという俳優が、親戚のお兄さんによく似ているのでそればかりが気になって見ていただけだった。
親戚のお兄さんはとても良い人なので、良すぎて騙されるタイプの人なので、このリーアムさんも、顔に似合わずきっと良い人だろうと思うのだった。
最後は、彼はこの移民の女ドライバーと一緒になって、ハッピーエンドであった。