最近いしだの映画をよく見るようになった。というのも、なんか軽いノリのものが見たいと思ったからだ。ヘビーなものはこの夏の暑さにはむいていない。壱成ならなんとかしてくれそう、なんてね。
2年ほど前に、壱成がお父さん役で出ていた、そうだ、アルジャーノンの花束のドラマで、主役の青年の亡くなった父親の役だった。とってもうまく演出されたもにだった。その時のいしだの名演?がずっと、頭からはなれずにいた。あのプレイボーイのぱぱのむすこは、他の七光りたちとは少し違うのだと思った。あんなちょろい奴と思っていたが、彼は演技の練習を着々とつんで自信を持って演じている。きっと不遇な家庭生活の中でも、愛され、可愛がられて、きちんと育ったとても良い見本ですね。
羨ましい限りだ。
愛された経験がなければ、あのような演技はできないでしょうから。
ホストの仕事にも色々派閥とかあって、ケンカになったりで、大変そうだった。
彼は女性に真心を込めてゆっくりと付き合うタイプで、お金目当てにガツガツしないとこがかわいらしくてよいのだった。
店で一番のホストをだんだんと追い抜いて行き、裏でボコボコにされてもどこ吹かぬ顔で、やっていくのだった。
人に優しくした分は、かえってくる。そんな彼を支えるのは彼の心の優しさや真心をに応えようとする女達だった。