今は、2004年のテレビドラマ 「奥様は魔女」 を見ているの。歌は、「tommy february」というので、よく分からないのだが、なかなかおもしろいと思う。甘いストロベリー系の歌声で、ほぼ無名というのが良い。米倉の初々しい演技にまさにぴったりでね。
こう言うのって、なんか癒されるのよね。
このドラマは特別に良く出来ているのだ。
はじめにピエロや大道芸人たち数十名が芸を見せるが、歌の終わりまで、カメラは嫌味のないすっきりとしたアングルで撮り終えた。普通なら、遊園地のあのジェットコースターなどを撮るように汚らしく俗にまみれて、これでもかとなりがちなところである。それが、とても綺麗に病人が見ても疲れない映像が撮れている。特に最後の炎の画面がうまいとおもった。炎は、それだけでもあつかましいものなのに。
竹中直人も出ていてクリスマスで浮き立つ東京のことをすごく嫌っていたのがおもしろかった。
スッポコもクリスマスで賑わうあの感じが苦手でね。日本中の人が、あの変な三角帽や、ギラつくクリスマスツリーが好きだとは限らない。
さて魔女っ子の米倉だが、これは良いよね。可愛かったり大人っぽかったり、まさに七変幻の表情。
綺麗な肢体、持て余している長い足。あああ、あんなボディーになって見たいな。
二、三日前まではモンスターペアラントというのを見ていた。
弁護士の彼女が学校の親達と闘う話だが、これはまあ納得できた。
だが、ドクターXほどの切れ味はまだ出て来ていない。なんか不発のまま終わる爆弾のような。
最近?放送されたドクターXの衝撃があまりに強くて、ボーッとしていて、でもまだ米倉を見たいんで、魔女までさかのぼってしまったのだ。
「奥様は魔女」に至っては、めっちゃ可愛い路線で、こっちの方がビックリしている。
甘ったるくバカみたいなファッションにしても、良く出来ているし人間になろうとしている健気さには、何故か胸を熱くするものがある。って大げさだが、ゲーテのファウストの逆バージョンと思えるところもありおもしろおかしい。
彼女はどういう女優であろうか。私生活はほぼ謎に満ちている。彼女の演技力は何処で培ったのか。
友だちはいるのか。仕事に対しての気持ちの入れようは、どんな風なのか。
あの天然のような不思議な演技は、だれから教わったのだろうか。
彼女は何を感じ何を考えているのか。などなど。
何故と言って、米倉は、あまりに我が娘(長女)に似ていると思ってしまう。
身長も同じ168センチざます。涼子よりちょっと肉好きはいいがね、娘はモデルじゃないからね。目つきが似てるってこともあるし、ボディのバランスの良さはピカイチだからね⭐️
良い加減そうで、律儀で、天然で明るいが、本心をあまり喋らない。
でも、本当は不安におびえている。 そして、月の光のように、美しい。月の光? いや太陽の光だと余りに尊大過ぎて人間には似合わないからね。朝日ぐらいなら可であろうが。
しかし月だって神秘的であろう。魔女にはぴったりである。