スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

マレフィセント Maleficent 2014 年 ディズニー

マレフィセント  とは「有害な」とか呪を持ったとかの意味がある、悪い言葉である。maleとは、男のことだが、このmaleがつく単語は辞書で見る限り、ほぼ悪い意味で使われている。男性も形無しである。主演のアンジェリーナジョリーは2014では、元気だったすか?
ジョリーの幼い娘が、幼少期のオーロラ姫として、ちょっとだけでてくる。ちょこっとだけなののがいい。彼女はジョリーよりもブラピによく似ていた。 多分可愛がられて育てられているんだろうな。
      さて妖精界の女王のジョリー様と、対する人間界とは仲が悪く争っていた。ジョリーは最強の翼を自由に操り、森や丘を楽しく飛び回っていた。
だが、ある日人間界から一人のイケメン若者がやってきて、うまいこと女王を誘惑し、女王が気を許した隙に、女王の翼を奪って逃げて行く。翼は妖精の心、魂であり、それを奪われた女王は、もはや人間を信頼することがなくなり、翼をとった若者は大きな手柄を立てたものとして人間界の王になった。そして人間界の王に子供が出来た時、マレフィセントは、永遠の呪いをかけたのだった。王様は、娘を、お城から離して育てることにした。
遠い森の中で育てることにした。糸車のない世界で育てなければ16歳になった時糸車の針が刺さって永遠の眠りについてしまうからだった。オーロラ姫は何も知らずにスクスク育った。
マレフィセントは娘の様子をときどき、見に行って偵察していた。だがその内、純粋な娘と接するうちにその王の娘に母のような愛情を感じてしまう自分がいた。16歳になった時ついに呪いがかかり、ねむりについたオーロラ姫であった。この呪いを解けるのは、真実の愛情。この難問は解けるのか。マレフィセントは自分がかけた強い呪いを悔いて、苦しむ。ついに王子が現れたが、彼はその人ではなかった。マレフィセントはすでにオーロラを我が子のように愛していたので、王子のくちずけに目を覚まさぬ姫を見て大いに苦しむ。
マレフィセントが、オーロラ姫に口づけをして、涙を流した時、ついに姫は、目を覚まし、マレフィセントに微笑んだ。 マレフィセントは、本当は良い魔女であったのだ。盗まれた翼は、オーロラが見つけて、マレフィセントに元どおり返ってきた。マレフィセントは王様と闘って勝ち、悪い王様は死んだ。でもこの王様は、オーロラ姫の実の父親なのよ。何とか助けられなかったのかねえ。 ちょいといや、いろいろの場面で、キャスト達の扱いがぞんざいで報われず、気の毒なんですよ。その点が片手落ちの半端な脚本だと思った。マレフィセントに影のように付き添っていた家来の若い男も、あれだけ尽くしたのに何一つ報われることなく話は終わってしまう。もっともっと幸福にしてやれなかったのでしょうか。
最後はオーロラ姫が妖精と人間界の女王様っていうことになり、マレフィセント達ともずっとずっと仲良く平和に暮らしましたってことだが、
製作者達は何も考えずに手抜きで作っているので、得るところはほぼ何も無かったと言ってもよい。
まあ何か事故だね。
これ本当にディズニーですかってことだ。もうイヤーン!