2016-04-17 一汁三菜 麻生繁 パート2 一汁三菜の本をいくつか見ていて、この本を開いたとき直感的にこの本はすごい、本物だと衝撃を受けた。つまりその大胆なシンプルさには度肝を抜かれるのだ。料理とは、いや人が物をが食べるということはこういう事だったのかと、心底気付かせられるのである。それはそっと忘れられた井戸のなかの冷たい水のように暗い奥底に湛えられている。前回は派手に書きなぐったが、今日は反省している。あのような料理が毎日食べられたら、どんなに幸せであろう。腹八分目に医者いらずで、楽しく趣味三昧といけそうであるね。まあ現実は全く違っちゃているから悲しいけど、あのような食事があるということに誇りを持ってほしい。禅にも通じる心静まる食事である。日本料理 一汁三菜作者: 麻生繁出版社/メーカー: 光文社発売日: 2014/05/16メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る