スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ジャンヌ・モロー ってだれですか?

エヴァの匂い」でも「突然炎の如く」でも彼女は脱ぎません。カルダンの恋人だったというので、いろいろ映画を借りてみました。ただあのふてくされた顔にイライラして無性に腹が立ってきてこまりました。歩き方が、なんかひょこひょこしていて、膝が曲がっていて変なのです。小柄でやせているのはよいが、なぜフランスで一番の女優なのか、どうしても掴めませんかった。いつも男と、ちゃらちゃらしていて働かなくて、家事はしない。これがフランス女か。世も末だわ。いやフランスが気の毒だわ。「死刑台のエレベーター」ではふてくされた顔が良かっただろうが、他の映画ではもう少し品のある女を演じてとうぜんなのに。あのふてくされはわざとかえ?

ブリジッッドバルドーと比較してほしい。あの向日葵のような輝きと、美しい肢体。能天気な行動力。まあブリジッドバルドーはおいといて。「モローモロー」と言っていたら「ドクターモローか?」って兄が言いました。イヒヒヒヒヒ。まあねってかんじです。でもまあ一児の母で、がんばってきたのだと思うし、交友も広そうだ。息子は画家になったそうだが、有名な母親をもつといろいろあるだろう。
モローの存在を大きくかっっている人達もたくさんいたようだ。そのバルドーとも共演しているが、バルドーの美しさには敵わないと、カブトを脱いで知的路線で対抗したらしい。年齢も10歳ぐらいも年上だから、しかたのないことでしょう。まあかなりにしっかりしたひとだったとおもうよ。実生活はね。「突然炎の如く」では男2人に女が1人の三角関係。またさらに一人男が増えて4角関係。で、実の主人は、ほっとかれて主人の友人と恋に落ちるのですが、常に主人がうろうろしている我家で、どうやって恋人と暮らすの?!まったく常軌を逸したというのはこういうことだ。ちいさい娘もいたのだが、男の方を選ぶのだ。まだ最後まで観てなかったわ。彼女は妊娠したので会いたいと何度も恋人に手紙を書く、何度も何度も。それからどうなったのだろうか。彼女は精神的に救われるのか、または病気で死んでしまうかなともおもう。たぶん死んで、みんなが嘆いてオワリ。アンニュイという言葉が流行っていた子供の頃、アンニュイってでっかいなめくじのことかなーなんて考えたが、よくわからなかった。でもアンニュイって小人、暇で悪さするってことだとこの映画みてわかったよ。当時のフランスでは働かないことが一種の流行的な思想だったということがこの映画にいやというほどにじみ出ているではありませんか。そのために映画までメリハリのない怠惰なアンニュイな作品になってしまい、そのことについてモローらは文句をつける立場にいなかったのだろう。気の抜けたシャンペンのようになってしまった。一体、アホの監督は誰ですか?モローほどの大女優でも?文句つけれなかったのね
追記・おとこが正気になって普通の女と結婚すると告げてしまう。共白髪まで一緒に過ごす約束をしたと。その話に逆上して、突然ピストルを向けて男を殺そうとするのです。とてもこわい。殺人未遂ですからね。そのあと車でその男をつれだして、車ごと池にドボン!で二人とも死んで、主人だけが残ります。
 

 

女優ジャンヌ・モロー―型破りの聖像(イコン)

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