スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

破れ太鼓 1949年 木下恵介監督

阪東妻三郎といえば坂田三吉で有名だ。また田村正和はじめ、三人の田村兄弟の父親としても結構有名な役者である。まあこんなのが通説だ。この映画を見るのは2度目なのだが、やっと理解できて、めでたし めでたしとなった。女2人に男が4人の大家族の主人は、…

父と暮らせば 2004年 黒木和夫 井上ひさし原作

広島で原爆に遭って父を亡くしたミツエという女(宮沢りえ) はある日から死んだ父親が見える様になり、さらに、彼は自由自在に喋ったり、動いたりするのだった。 しかし、それは父の幻であり、ミツエが自ら作り出した幻であった あの日、玄関先を掃除していた…

サンタサングレ 聖なる血 1989年 アクセル ホドロフスキー監督

とうとうサンタさんもぐれたかと思わせるような変な題名である。「聖なる血」という副題も内容とは反対の意味で、殺人の血なのでご注意を。 フェニックスというかっこいい名前の主人公の若い男はなんとアレハンドロ ホドロフスキー監督のご子息で、この映画…

エデンの東 1955年 スタインベック原作 エリア カザン監督

すっぽこが生まれた1955年に作られた映画というだけで、何かスッポコと深い縁がある様な気さえするのだった。先ず映画音楽をよく聴いていたのだった。メロディーが先にあった。何度も聴いていたのだった。 なので「エデンの東」 この言葉は忘れられないもの…

ドールズ 2002年 北野武監督

これをヴェネツィア映画祭に持って行った北野監督であった。 アキレスと亀であったら、賞を取れたのではないだろうか。ドールズはなんというか日本の浄瑠璃とか桜紅葉とかを盛って日本をアピールしているが、その事はあまり意味が ないような気がする。 西島…

アキレスと亀 2008年 北野武監督

北野たけしが、ベネチア映画祭に出した作品と思っていたが間違っていた。ゴメンナサイ。彼は映画作りに情熱をもやしており、それ故自信もあった。落ち着いた感じに仕上がっていて、自分は亀のように焦ることなく自分のやりたいように映画を作るんだ、という…

シンデレラ 2015年 ディズニー製作

フランスの童話作家 シャルルペローの原作です。シンデレラなんて、子供の頃以来ですから本当懐かしいですね。 ペローの代表作は、「長靴をはいた猫」というのがあって、とても面白く、子供の頃何度も何度も繰り返し読んだものでした。 絵本の中のシンデレラ…

フットルース 1984年 ハーバード ロス 監督

スッポコが24才のときの映画。24才ってもうめちゃめちゃ(というよりヨレヨレ)だった頃かな。マクドのコマーシャルにも使われた主題歌は有名。フットルースとは、気軽に自由にやることだそうだ。カットルースも同じような意味であろう。日曜日の教会用の靴は…

ホーリーマウンテン 1973年 アレハンドロ ホドロフスキー監督

自称キリストを含めた9人の人間が永遠の命を得るためにホーリーマウンテンというインドの山へと賢者達を訪ねる旅に出る。この映画前半ではキリストは民衆に散々馬鹿にされ、身体の型を取られて、実物大のケーキが多量に作られた。Christ for sale として、「…