2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
この年は奇しくも オードリーヘップバーンの 「マイ フェア レディー」が映画化されて、対して、同じ年に、ジュリーアンドドリュースの「メリーポピンズ」がデズニーのもとで映画化されたのだった。大変だー!真相はマイフェアレディにジュリーが出るはずだ…
ナナロウさんかシチロウさんかよく知らないのだが、弟が音読みでシチロウだろうと言っている。あの「楢山節考」の作者と言えば、たいていの人は(年配になるが)知っているだろう。あれは貧しい山村の話だったが、この庶民列伝も、農村を中心とした話で、スッ…
ええっ、これが2014年の映画でしょうか?20歳ぐらいも若い男と不倫する主婦のりえちゃんです。こんなのはテレビの2時間サスペンスで済む話ですよね!宮沢えりを使っておきながら、こんな陳腐なのしかできなかったんだろうか。不倫の深みにはまった理恵は服も…
ビアトリクス ポターは ピーターラビットの生みの親だ。絵本作家だったポターの仕事と恋についての映画である。すっきりとした出来で、こね回してなくてよかったと思う。爽やかさのある映画とも言える。それはレネー ゼルウィガーの知的な演技のおかげである…
一汁三菜の本をいくつか見ていて、この本を開いたとき直感的にこの本はすごい、本物だと衝撃を受けた。つまりその大胆なシンプルさには度肝を抜かれるのだ。料理とは、いや人が物をが食べるということはこういう事だったのかと、心底気付かせられるのである…
「グリーンゲイブルズのアン」…をプリンスエドワード島 アボンリーにて ゲイブルズというのは、切妻屋根という意味で、切妻とは日本の普通の三角の屋根の作りである。なあんだ日本にもあるのかと変な気持ちになる。 アンは孤児院からもらわれてきた孤児であ…
佐野川屋 万菊は 美しい女方で 眞女方として舞台では不動の位置にいた。下っ端の役者たちは万菊に腰元のように仕える事を無上の喜びとしていた。歌舞伎に興味を持った青年(増山)が大学(東大)を出てから、歌舞伎の舞台の裏方として働くことになる。これは青年…
わんぱくウサギのピーターは今日も元気。パパウサギにガツンとしかられたり、ママウサギに洋服を着替えさせてもらったりと人間の子供と同じに世話が欠かせないのだった。この絵本は、だだの絵本ではないのだ。カエルのジェレミーフロッグ、意地悪なクロウサ…
ホロコーストで何百万の人が亡くなったのだが、収容所の中で生き延びたフランクル教授は精神科医であった。そのため幾らか人間を観察することはできたのだが、あまりにもひどい有様だったため、ほとんど観察出来もしなかったのだと思う。自分ひとりを守るこ…
セルジュ ゲンズブール主演の映画で、でも何が「スローガン」という題名の意味がかわからなかった。セルジュとエブリンの恋物語だ。エブリンはジーンバーキンでセルジュはいつもながらセルジュだ。いつもながら名前を変えずに出てくるところが生意気だね。地…
短編であろう。映画では若尾文子が奥さん役で演じているが、これは不味かった。若尾文子は気品のある役が似合ってるから、このような支離滅裂な女のサガのような汚い話は似合わない。何不自由のない社長の奥様家業である。社長は年なのに女と遊んでいて、バ…
三島由紀夫の原作の映画化です。伯爵の家柄の綾倉聡子と金持ちの家の松枝(まつがえ)清顕のふたりの恋愛物語である。だが世にも奇妙なぎくしゃく恋愛で、全く素直じゃないし、普通とは違う恋の進行には苦しさと言うか、不愉快さというかこんなことが現実にあ…
ガソリンスタンドでクルマのタイヤ交換の待ち時間に缶コーヒー飲みながら読んだ本。笑い過ぎて苦しくて、どうしようもなくなり、名前を呼ばれて、お金をはらったところ、「その本貸しますよ」と親切に言ってくれたお兄さんであった。多分この笑いすぎの女に…