スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

おとなは判ってくれない

トリュフォー監督のデビュー作品で、あまりにも有名で、その点が、気の毒で厄介なことだと思う。 1949年といえば私ゃまだ生まれてもいない時期で、わたしの家がある村落にはまだ、水道も冷蔵庫もなかった。新進気鋭のかれは全く新しい映画を撮った。ジャンピ…

カプリコン・1

1977年…・猿の惑星が1968年だから、それより9年も後に作られている。でも猿惑の方が新しい感覚に満ちている。なんというか宇宙モノだからその辺は同じなんだけど、期待したほどは、おいしくもなかったシュウクリームを食べちゃった満腹感がまとわりつく。 3…

パルプフィクション 脅迫的映画鑑賞に至った訳は?

1994年。パルプというのは、くだらないという意味らしい。ジョン・トラボルタ扮する殺し屋のビンセントは、麻薬組織の大ボスのオンナとも知らず、いかれたようなオンナと知り合いになる。いかれてるのは当たり前、このオンナは麻薬がいくらでも手に入る立場…

ゲーテのウィルヘルム マイスターの修業時代より

ほんとうは三島を書こうと思ったが、なぜかゲーテなんかが出てきちゃったわけ。どちらも大問題には違いない。ゲーテの研究家でもなんでもない私。「美わしき魂の告白」というのはどうでしょうか。 短いお話ですし、マイスター修業時代の中卷にある挿話です。…

ポンヌフの恋人 ・お待たせしました!

やっとの事で巡り合った映画「ポンヌフの恋人」です。1991年のことなのでずいぶん昔の映画といってもいいが、あのころの週刊誌はポンヌフ、ポンヌフとうるさかったな。パリで最古の橋ポンヌフ。いや美しいはしだ。巨額の金がかかった映画、何年もかかった映…

The golden pond ・黄昏

我が恋人?のヘンリー・フォンダ。が好きで彼の最後の主演となった黄昏を観たのさ。まあ大した話でもない小品だが好きだからしかたなかった。夫婦二人でのコッテジ暮し、買い物にはボートとくるまがいるような避暑地のような所だ。老人にはそりゃあ、不便だ…

セラフィーヌの庭

絵を描く女の話だ。映画の感想としては、是とも非ともいえない。なぜなら本人の主観が抜け落ちた虚しさがあるからだ。作りすぎていないところがかえってよかったかもしれません。キリスト教がでてきますから。実際に実存した人らしいですな。セルフィーヌ・…

ブルース ウィリスの「アルマゲドン」

「誰でも知ってる映画だろ・隕石が地球に近づいてきて、それを爆破する宇宙物じゃないか。ばかばかし」そんなことを家族から言われて気付ききました。わたしはほぼ毎日のようにこの映画を見つづけていた時期があったことを。それで、みんなが知ってるんだと…

フランス映画 コーラス

いとも麗しい作品というものがあるのですね。最近ブログ書きすぎでしょうか。でこちゃんやはとても寂しがりやだからな。此処は親に見捨てられた孤児院のようながっこう(別名を池の底といわれている)きびしい規律とおもろない毎日にこどもたちは悪さをして先…