スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

鬼滅の刃  座敷牢おばさん編  2020年  10月

鬼滅がすごい人気らしいね。ね、という時点で終わってるかも。これを拒む者は、もはや、人間ではない者のようにあつかわれそうだ。時代遅れの頭の硬い老人か、座敷牢の住人かと言われている。

食事中に、アレを見ると、きみ悪くてしかたがない。小中学校のいじめの雰囲気に似て、どうしようもなくくだらないが、逆らえない流れ、激流に乗せられた気分だ。いじめの場面の下敷きはきっとこんなふうだろうとおもう。おかしな世代のおかしなマンガ及 アニメだ。

今の子供達の世代の感覚を表出していると思う。こういう感覚は、きっと若者にしか共有できない新しいものだ。物質的に恵まれすぎ、

情報が二十四時間満載、知能があれば、なんでも出来る、だが、親や先生に支配された生活があり、自然世界とは切り離された人工的世界において、そこに、意味不明の断層が生まれたのかも知れない。それが何なのかと言えば、新しい共同体ともいうべきものだ。この世は複雑な上に複雑なものになってゆく。または、コロナウイルスのように、自然発生的に生まれてきた世代の感覚なのか。

 

 

大きな隔たりを感じるが、そういう中でも、特徴的なのがネズコの形に注目する。まるでプラモを組み立てるような感覚である。ネズコはプラモなのか?

ネズコは鬼になったものの、小さな姿に変身して木箱の中にはいっている。炭次郎がそれを背負って歩く。なぜネズコだけなのか、他の家族は死んだのだっけ。忘れちゃったのかなあ。ネズコのことばっか庇ってておかしい。

また、ネズコの形相だが、口輪がしてあって竹製の口輪がはめられている。これは、なぜか、イスラムの女性蔑視の被り物を思わせる。

そういうことで、ネズコは意味もなく虐げられた存在である。無意味に、とも言える。

鬼ならば、あんな竹は、すぐに壊すだろうね。矛盾だね。

 

という訳で、るろうに剣心の現代版のような修行の数々。ルロウには、私の子どもが嵌まり込み、毎日毎日見させられた思い出がある。

縮地の巻が面白かった。

阿鼻叫喚地獄、紅蓮地獄というのもあって、燃え盛る火の海に、轟々と燃える火に、ということで、紅蓮かさんもご苦労さまです。

 

今日見たシーンは着物のしとやかな美人がキモい魔法を使って、敵の鬼を成敗するシーンだった。ちょうど夕方の仕事が終わって、無糖サイダーを飲もうとした時に、それが始まった。きもい煙がモワモワと女の手から出てきて、鬼ははこっそり逃げて行く、節分マメ。

吐き気がしたので、テレビを切ってもらった。

こんなことじゃ、やっぱ座敷牢オバと言われても当然ですな。

今の子供は、絶望の中で生きてゆかねばならない、その時、人間は、このような感覚で、全てが可能になって生きてゆくという意味か。

きっとこれは、未来の日本かもしれません。腐った毒キノコのような戦争が起こるのでしょうか。

 

第十六話 自分ではない誰かを前へ

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舞台「鬼滅の刃」

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