スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

カフェ ソサエティ  2017年   ウディ アレン監督

ニューヨークのブロンクス地区に住むユダヤ人のボビーは、職を求めてハリウッドの叔父のところへ旅立った。アメリカ縦断だね。

綺麗な女がたくさんいる映画の街のハリウッドで、プロデゥーサーとして大物になっていたおじさんは

ボビーにみのまわりの雑用をさせる。おじさんのフィルの秘書に綺麗な美人秘書ヴォニーがいた。その若いピチピチの女性を見たボビーは、ハートが熱くなる💕。

おじさんの周りには、スターと言われるきらびやかな洗練された美しいスターの女性がたくさんいた。

そこは、華やかな社交場であり叔父のフィルはそこで生きていた。 まさにそこはカフェ ソサエティ

 

が、ボビーは、彼女だけが目に入るのだった。デートを重ねて、つくづく、若い娘ヴォニーの美しさ可愛さにむちゅうになっていく。袖口のあたりをリボンで結ぶ女の子らしいデザインの洋服を着ているヴォニー。故郷のニューヨークに連れて行きここで暮らそうと見つめ合う二人。

 

だが、そのうち、ヴォニーは叔父フィルの女である事実がわかるのだった。これがファクトフルネスというものだろう。フィルとボニーは結婚する。

 

ボビーも負けじと、美しい金髪の女と結婚、子供もできた。家庭を持ち、商売に全力を注ぐボビーは、きびきびと立ち働き

いつの間にか、大きな店を持つひとかどの男になっていた。店は大変流行って、スターから政界の人々までも競って利用する人気の店となった。そうだ、ニューヨークにも新しい店をだそう!

 

そんなボビーは、再び過去の恋人ヴォニーと再会する。夫のフィルと二人で、店を訪れたのだった。

ヤア!・  立派になったのね。よそよそしく挨拶を交わす二人。ヴォニーは、すっかり世俗的なソサエティにどっぷりと漬かった雰囲気を身につけていた。あんなに嫌っていたのに、とボビーは驚くが、夫に愛されて、幸せに暮らしているから、皮肉は言わないでという。

あなただって随分変わったわね。一流の店のオーナーとして素晴らしいわ。誇らしいわ。

お互いが、本当は今も好きなことは目を見れば分かるのだった。でも、もう時間は戻らない。時は流れ、それぞれの世界で生きていた。

あなたのことは忘れていないわ、夢に出て来るの。僕も君のことは1日も忘れたことはないんだ。妻もいて子供もいるのに…。

そんなことを言い合っても、何にもならないよ。一緒になる事は不可能なんだから、もう。

別れの時は来た。サヨナラ、サヨナラ。それが都会の流儀だろう。それが大人の別れだろう。 余韻。

 

主役のボビー役は、映画Facebookのジェーン・アイゼンバーグである。見たことないけど。

ゴソゴソ語っているのは、アレン監督自身だ。

 

カフェ・ソサエティ(字幕版)

カフェ・ソサエティ(字幕版)

  • 発売日: 2017/11/01
  • メディア: Prime Video