スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

ミスターメルセデス  2017年  ドラマ  シーズン2

シーズン2では、ミスターこと、ブレイディーは、美術館爆破に失敗、殴られて、頭を大怪我して昏睡の植物人間となる。病院の医者に未承認の新薬を試されて、辛うじて意識が戻ってくる。

ある日突然、覚醒し、病院を抜け出した。病院も警察も大騒ぎとなるが、逃走中に幾人もころしてゆく。

何故か警察に自首をしてきたミスターは、裁判に出廷する。彼の同僚だったルーというレズの女性のルーが証人にたったが、法廷から出るときに、ミスターのそばに近寄り、ピストルで、彼の頭を撃ったのだった。玉は彼の目に命中し、彼はその場で死亡。

法廷の中での前大未聞の出来事に、全員が茫然と固唾を飲んだ。

ルーは捕らえられ、監獄に入れられた。精神鑑定にもまわされた。

 

誰もルーの悔しい気持ちを理解する人はいなかった。ルーは同僚で友人のミスターに刺され、死ぬところだったし、彼の恐ろしい頭脳と心をよく知っていたので、尚更彼を恐れたのだ。

 

だがもと刑事のホッジスや、ホーリーという若い女はルーに寄り添った。

ルーが殺人罪で告訴されたので、一緒に戦う仲間となっった。

 

問題は、ルーのやったことは、殺人罪にとわれるか否かであった。

殺人には違いないが、彼を生かして置いてはあまりにも危険すぎるモンスターであった。

事件の遺族たちは、ミスターが、のうのうと生きていることに、苦しみ、嫌悪を覚えていた。

遺族や市民らを巻き込んで、大きな騒ぎとなっていった。本当のところはルーに賛成であった。

 

 

この章では、ほとんどルーの裁判の模様が描かれる。弁護士、検察、陪審員、そして裁判長。

これらのやり取りと駆け引きが、壮絶であった。

ルーを救おうとするホッジスとホーリーたちは、知恵を出し合いながら、ルーを導いていった。

大袈裟に言えば、

正義と法律、偽りと真実などの見極めがむずかしいケースとなりルーには殺人罪による15年間の刑が下された。f:id:dekochanya:20200926215731j:image