森にある従兄弟の別荘に行こうとしてる2組のカップルと、麻薬中毒の男の5人だった。
恋人同士のカップル達はもう夢中。熱々デレデレで見ておれないほどである。
麻薬男だけは、一人ポーカーフェイスでしらけていた。
湖もそばにあり、飛び込んで泳ぐ若者達。別荘で偶然地下室を見つけて入ってみると、埃をかぶった古い人形や、家具や、本類が散乱していた。
本をとってみると、この家の過去の人々について書かれているー殺しあって死んだことがわかった。
禁句の呪文を唱えると、ゾンビや怪物が蘇って追いかけて来た。逃げるが捕まって殺されてしまう若者たち。残酷な死に方であった。
ただこの映像を見ているものたちがいた。
これは少数の金持ちの娯楽として提供される映像であり、リアル映像が、彼らには届けられるのだ。
愛し合うシーンから殺されるシーンまで、若者達たちには知らされないまま、映像として見られていたのだ。
コレは拾えない話だね。プライバシーが見られている怖い話。
ゾンビ達は、ついには、このテレビ局に乗り込み、ほぼ全員惨殺する。
残ったのは主人公の女性と、薬中のピッピー男だけだった。
全体的にコンセプトがぼやけた作品だった。ゾンビだけが暴れる単純すぎる映画。