もう暑さで、ぐちゃぐちゃですわ。でもジミを見たですわ。変哲のないというか偏見のないゆっくりとした映画でしたね…いつになったらギターが咽び泣くの?
いつになったら虎の様に吠えるの?始めは、アメリカに遊びに来ていたキース リチャーズの恋人リンダがジミーの才能に気付くのである。
なぜか、アメリカでは芽が出ない…そうだ、イギリスに行こうよ!アニマルズのチェスという男が、マネージャーになり、ジミを売り出そうとする。イギリスでは、女にモテモテで、デレデレのジミであった。女は決して彼を離さない。
純粋なきれいな目をしていたからかな。映画の俳優は本物のジミよりも少し目が濁っていたように思う。しかし左手でギターを弾くなど、(気づかなかったけど)なかなかうまく真似をして本物ぽさを出していたと思う。もじゃもじゃのアフロヘア細長い足など各所が似ていた。最後にはなんとかと言う劇場で大々的にショウを開いた。ビートルズのポールマッカートニージョージハリスンローリングストーンズのキース・リチャーズなどがやってきていた。ジミはそこでまだ出たばかりのビートルズのアルバムサージャントペーパーズををやろうと言うことになった。
それはとてもうまくできた。観客たちは総立ちになった。うねるようなエレクトリックギターの音が舞台を盛り上げた。歌声も、決まっていた!
ジミ達は有名になったのだった。
映画の最後はジミのバンドの歌であるWild thingで締めくくっていた。この歌もいい歌であった。
wild thing you make my heart sing, ジミの歌は、どれもシンプルで、素敵だ。