スッポコ谷の楊貴妃

もうすでに還暦女子。すっぽこだにで瘀血と戦ってます。ホテルの換気扇が嫌いすぎて旅行できないのが悩み。

人間の品性   下重暁子   2020年

ハイ、読みましたよ。まあ、20分といったところです。ネットで調べたりも含めてね。

とにかく親の仇のように、ガーッと早読みしました。この人が私は、苦手なんです。やたら品性にこだわる方で、

とにかくすごい品性ばかりがズラリと並ぶのですから。

疎開のお寺でも、ピンポンで台をベッドにして寝ていたということは、大変なオシャマサンだったのでしょうね。

おうちが、洋式で、パンなど朝食に食べていたのではないのでしょうか。

世界のいろいろな文化人の方とお友達です。よくパリの友人のところでワインなど飲むらしい。

仕事に疲れると、軽井沢の別荘で、過ごす。アルマーニの服を愛用。フーン、まあ、それぐらいなら許せますよ。

ミュージシャン、画家、作家、色々な人と知り合いで、それぞれ「聡明」で、有名人ばかりで、素敵な人生だとか。

高校の部活はヴァレーで、60歳まで踊っていたとか。オペラも好きで、ずっと習っていたそうです。

バレーとか、オペラって、家事や、仕事に追われて普通の人は出来ませんて。普通の人々ができないことをやれるのが、こういう人々なのですね。お元気な方なんでしょうね。でも、出版社の人に言われたのか、ヨシキとか、パミュパミュとかまで引きあいに出してくるのは、やりすぎですよ。

ヨシキは特にヤバいですよ。彼の本性、何も知らないくせに。

青学の駅伝のイケメンの親たちもきっとグラサンかぶった高貴な方々ではないでしょうか。

読んでいて、ふと思い出しましたよ。最初から勝ち組なんですね。

 

 陸奥宗光の子孫の本を書いた事で、睦宗三の孫からダイヤのネックレスのプレゼント。

いやー欲しいですねえ。きっと舶来の良品でしょう。

旧古河庭での散歩。でもここって日本庭園ではないようですね。ギトギトの欧風庭園?

 

結婚後も、子供を持たずに、を実践して、夫婦で干渉もせずに、暮らしているといっているが、

ドロドロの愛憎劇を繰り返している私なんかは、とても信じられない境地である。

二人で暮らしていて、干渉しないなんてあり得るのでしょうか?

好き!、嫌い!愛してる!憎い!愚かな!残念!がついてくる普通の夫婦とはちがうんですよね。

 

洗練された人々というのは、子供も不必要らしい。でもなんか旦那が可愛そうな気がする。

私が男なら、即離婚ですわ。即離婚!

 

「人間の品性」っという題名は、どっかで聞いたようなきがする。

やっぱ、頼まれて、ホイホイ書いちゃったのかなあ。

 

人間の品性 (新潮新書)

人間の品性 (新潮新書)

  • 作者:下重 暁子
  • 発売日: 2020/04/16
  • メディア: 新書