この映画は、なんとも言えぬ変てこりんな映画だった。シャロンは、いろいろな映画に出ていたようだ。氷の微笑で、スリラー、ホラー部門で、うまい演技をした彼女。そもそもシャロンのファンなんているのかしら。嫌な役だったからな。
このモンスターでは、ひと味違った売春婦役を力一杯演じた感がある。これだって全くいい役ではない。嫌われて当然のような役だ。連続殺人を犯す売春婦だからな。
しかしこれには、いろいろ深いわけがあって、彼女に同情せざるを得ないのだ。気の毒な生い立ち、売春婦になるしかなかった社会と環境などいろいろ不運なことが彼女を何重にもをとりまいていた。見ていると同情しているのに気づく。
十代の若い女の子と、レズッて一緒に旅をするが、お金を稼ぐために男を殺してしまう。またクソのような男が多かった。
お金持ちの男、教養のある男などなどみんな殺してしまう。
シャロンが、少しかっこいい。殺した男の服をきている。体軀はシャキッとしていて良く鍛えられていて、男っぽいが美しい。
綺麗なシャロンはもういない。男っぽくてゴツゴツしたシャロン兄貴だった。よそうがいのシャロンの変身である。
まあ、悪くもないが、結局ゲテモノ映画に成り下がった感がある。
ミアファローは、どこに行ったの?ミア、で、検索したのに。