これは、よくわからん映画であったなあ。結局犯人は逮捕されず、誰が犯人かわからなかった。怪しそうな奴は、二、三人いたけどね。
クレアという女性探偵だが、なんかおどおどしていて真面目そうなやつであった。それが、現場の被害者の家に住むようになって、美しい魔性の女に変身する。な、なんで急にそんなになってしまうの?
おじけたウサギのような表情をしていたのに、快楽にはまって身動きができなくなった女になるなんて、おっかしいわ。
被害者は派手な生活をしていて、ルージュも、香水も洋服も素敵な好みであった。
それらを身につけた主人公のクレアであった。すごいハイヒールを履いて、しゃなりしゃなりと夜の街へ。
実は、彼女はレズビアンであり、女と抱き合うのであった。コンサートで出会った女とすぐに抱き合うって奔放なことだ。かのじょはほとんど欲望や考えを顔に出さない女であった。
こいつはサイコパス的である。不思議な感覚があり、しかも生ぬるい風に当たっているような釈然としない気持ちになる女。
あんたちょっとおかしいんじゃないの?