小学生の頃、毎日毎日、に日曜日も、百葉箱の気温と、地下の土の中の温度との記録を取らされた。
一体先生達は何がしたかったのか。でもそれで、理科的な学習をさせているつもりだったのかなあ。
なんの進展もなくただ、測ってノート記録して行くだけなので、小学生にしてみれば、本当につまらなかったなあ。日曜日に出るのが、つらかったです。風邪で、休んでいる相棒が羨ましくてね。
後に、地温はあまり変動がないことを教科書で学ぶ。
サンショウウオの餌やりも、年間休みなしでやっていた。全く動かないので、死んでいるといううわさがではじめた。
だが、彼らは、夜行性なので、昼間は、じっと寝ているのだった。
本当に、可哀想な動物だった。真っ黒で、動きもせず、身長と同じ狭い水槽に入れられて、身動きもできるはずもなかった。今思うと、可哀想すぎる。
我らが百葉箱は木製の白ペンキ塗りであったが、形状が珍しく、ついつい、引き寄せられるのだった。