この監督は、ミステリーの方面の方らしいですね。
宇宙人が地球を侵略しにやって来たらしい。
しかも、その宇宙人の一人が長沢まさみの旦那であった。しかもイケメンの松田であった。
細い肩、細い足、細いヒップなど、服の上からでも分かっちゃう。
ここが、ミソなんだろうね、この映画。
宇宙人の手口は、人間の概念を盗んで、人間を骨抜きにしてしまうこと。
なんだコリャ?
バカになってしまうパパや、ママ。政府の人間など。
でも、唯一、攻略できないのは愛を信じている教会の牧師様(東出昌大)であった。
東出でいいのか、いいだろう。牧師というのは、どうも日本人には未知の職だからさ。
愛のコンセプトは、宇宙人にはどうも手のでないものだったらしい。
なんだとう?
政府の発表では、ウィルスによる精神病として片付けられようとしていた。
宇宙人もカタナシだ。
松田はだんだんと、長澤に愛着を持つようになる。当たり前か、夫婦なんだから。
長沢は、夫が宇宙人と分かっても、甲斐甲斐しく面倒を見て愛情の片鱗を無くさなかった。
最後は長澤は、病院に入って抜け殻のようになってしまったが、松田が見舞いに来て、暖かく、見守る。
なんでじゃア。
人間は、しぶとく、耐え抜いていた。
しかも段々馬鹿から回復して来ているという事だった。
あと宇宙人は、これから地球をどうするのかなあ、と思った。