食肉植物が、地球を、襲う映画である。
人類は、石油に固執し、とうとう、石油も底をついてくる。石油の代用品として、トリフィドが、石油の代わりになるとわかって、世界中で、このトリフィドという植物を、厳重に育成することになった。
厳重になセキュリティのもとに、飼育すると言うのは、これが、肉食植物であったからだ。
外に出した途端に、凶暴な植物として、人間を襲うからだった。
とても危険な植物を檻の中で飼育して、
人間が、自分たちの欲望のために、植物を奴隷のように扱う。
これが、長く続き、植物は、ますます虐げられていった。
ある日、そんな植物が、外に出てしまう。
仲間を呼んで、増殖し、どんどん増える。
人間は食べられ、追い詰められてゆく。
太陽も変則的に動き出し、巨大な光を地球に送る。そのため、人間は目をやられ、視力を失っていく。
少人数の人間だけが、残され、この肉食植物と戦ってゆく。
植物、これは、人間にとって未知の生命体でもあるのだ。
バイオが進んだ現代、でも未来のことはやはり本当はわからないこともあるのではないか。
植物にも気持ちが存在しているのではないか。
植物を人間の手で、勝手に作ったり殺したり、やばいんじゃないの?
主人公たちは、未開人の呪術のようなもので助かると言う顛末。
って、これ、まじスッポコの反省なんだけど。
本当は怖い植物。そんな気がした。