持って生まれた才能と、努力で、世界一位を何度もとった彼のこと。
ナダルとフェデラーにどうしても勝てずに試合後半には、倒れてしまうジョコビッチであった。
そんな彼に、ある博士が、グルテンのせいだと告げる。グルテンとは小麦に含まれるものである。
現在の小麦は、短形、矮性進化したもので、これと同様に、日本ににおける米も、この矮性品種が発明され、今後同じような道を行くのではととても怖い。
試しに二週間小麦食品をやめてみると、さあ、頭もスッキリ、身体もスッキリとして体重も落ち、とても調子が良く、いつもの鼻詰まりも、治っていた。
小麦食品は、体の内部で、血糖値を上げ、インシュリンを余計に出させて、膵臓を疲れさせ、余った栄養分は内臓脂肪として内臓に蓄えられる。メタボの複合症状の人は、意外と多い。
私もこのスッキリしない体の状態や、ぼんやりした頭ははどうにかならないものか、と常々考えていた。
ジョコビッチ自身の練習量も、技術面も、ナダルらと変わらぬのに、なぜ負けてしまうのか?
その疑問が、一気に解決したということだった。
ただ小麦製品はあらゆるものに混入されている。サラダのドレッシング、グレービーソース、などドロッとしたものには大抵入っている。
彼はオリーブオイルを基準として、ココナッツオイル、アボガドオイル、アマニオイルなどを使って風味豊かにフレッシュな野菜を食べ、おやつにはナッツや、カボチチャのタネなど豊富な種類の新鮮で良質なものを、とても気を使って
食べるのである。
感謝して、スローリーに食べることを学んだそうだ。
エネルギーの取り方も、独特で、グルテンフリーのブレッド、パスタ、蕎麦などがはいってくる。
とにかく、徹底して、小麦 グルテンを除いている。
栄養士食事係など、たくさんの人に支えられているジョコビッチである。
マッサージをする人も彼の良き心の支えになっているらしい。
このようにテニスは、皆の手によってなされるチームプレーでもあると彼は言っている。
大きな賞金を取った時も、何も変わらぬ生活を営む質素で謙虚な気持ちが保たれているかと、皆が
彼をチェック?するそうだ。
祖国セルビアは、大きな戦時下にあり、地上のものはほぼ、爆撃で壊されていた。
ジョコビッチの家族も防空壕に数ヶ月こもっているような生活であった。
またテニスというスポーツは ほぼ何もない国であった。色々な奇跡的なこともあって、彼は
そんな国から彼は世界一位になっていった。
とてもとても厳しい道、家族やチームが、彼を支え続けた。
彼はマインドフルネスといった瞑想のために、時間を取っていた。
彼の両親は、何とピザ屋を営み、彼はいつもピザを食べていたのである.。
またセルビアという国にとって、パンというのは、まあ、いわゆる神聖なものという感じであったらしい。
その小麦のパンを止めるにあったて、ジョコビッチは世界一のプレーヤーになることの方を選んだ。
それはきっと、子殿の時から戦争ばかりの祖国を見てきた彼にとっては成し遂げるべきノルマであったのだと思う。
わたしも、ーたった1日間、頑張ったが、結局すぐにダメになってしまい、また朝はパン食に逆戻りした。
やっぱり、栄養士や、食事係がいないとできないと思った。
ベリーやナッツも、何種類も揃えたり、聞いたことのない食材も多かった。
それはジョコビッチのような食事をすれば、とても健康体になれるであろう。
ただ、個人差があるのではと危惧する。特にオイルの摂取では、情報を鵜呑みにせずに、自分にあった方法が必要であろう。