これは、攻殻機動隊という原作があって、マニアックで、知ってる人は知っているのだ。
色々な人が関わっているようだよ。
ヨハンセンは相変わらずおキレイであった。素早い動きは普段のトレーニングが基礎にあるからなのか。
ヨハンセン主演の映画であったが、人間の体が破壊された時、頭脳だけ埋め込んだロボットを作り人間は生き延びるのであった。
その義体の一人であったヨハンセンは区の警察に勤める少佐となる。テロやハッカーと戦う戦士として訓練される。
警察のボスは「ビートたけし」だった。
ヨハンセンはテロにあって死にかけていたのを、ロボットとしてリメイクされ助かったと聞いたが、それは嘘であった。ロボット会社の命令で義体にされたのだった。
ロボット実験のためにたくさんの人が殺されて、記憶も全部塗り替えられてしまうのだった。
ゴーストというのは、マテリアルではなくて、ココロ、個人が持っている心という意味である。
ヨハンセンにも義体の中にこのゴーストが取り付いていて 心の奥が疼くのだった。
とうとう自分の過去を探しに出かけて母親と会う。
母親は「桃井かおり」であった。桃井が変な英語で、come in! とか言っていた。
桃井は英語を勉強したいと言っていたが、下手ではないが、流暢にまではいかない。
たけしは日本語しか喋っていなかった。正解である。
最後はロボット会社の悪人のボスもやられてヨハンセンはもう自由の身となる。
「おまえの自由にせよ」そうたけしが静かに言い放った。
戦い疲れ、恋人も死んだヨハンセン。自分を作った女科学者も殺された。
「私は自分で自由を選ぶ。」
高いビルの上から身を投げた。 それは桜の花びらのように散り消えてゆくのだった。
妙な感動を覚えて涙ぐむスッポコ。
なぜこんな映画に、と思ったが 、わても今日は色々辛かった。自分の心の醜さに疲れるワテであった。ヨハンセンのように桜のように散りたかったが、まさかであった。
秋が来てメランコリーかな。でも辛い時は映画「2001年」のように宇宙に突っ込んで行ってしまいたいし、桜のように、パッと散りたいと思う。せめては、
感情も、欲望もないとロボットになりたいと思った! ありえへんなあ。
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